佑人は常々思っていた。
なぜ女性はダイエットをするのだろうかと。
佑人は常々思っていた。
自分はどちらかと言えば柔らかい女性が好みだと。

ある日、北海道の父から一本の電話が入った――

どっかの誰かが新聞で、牛乳が身体によくないと言い張ったらしい。
その為牛乳が売れなくなってしまったのだと。

実は佑人は、牛乳が苦手だった。
それでも父の為母の為、爺の為婆の為、犬と牛達の為に、相方であるシンガーヒロ。を引き連れて立ち上がった。

皆ぁああああああ、牛乳を飲めぇいいいい！！！

このラジオは、そんな一人の人間と、その相方が織り成す熱いラジオなのである。